ダンテ式「ケイラ緑ロイド」説明書
どうもこんにちは、ダンテです。
この度は「もし僕の作ったデッキで環境で殴り合いが行われたら面白いじゃん」とかいう余興で緑の結論型デッキ「ケイラ緑ロイド」をツイッターに公開することにしました。
↓デッキレシピのTwitterリンクです。
https://twitter.com/games_dantes/status/1116834376547856384?s=21
僕はデッキをほとんど公開しないので特別です。
というわけで
ダンテ式「ケイラ緑ロイド」
こいつの使い方といかにこのデッキが強いかってこと説明していこうかなと思います。
何度も言いますがとっても強いです。僕だけじゃなく使って頂いた方からもかなりの好評を頂いたデッキでした。対策してないと少なくとも先攻取られたら勝てません。
では、説明書を開きましょう。
1、ダンテ式「ケイラ緑ロイド」とは?
ちょっと前のブログでも書いたんですけど、緑デッキは、ケイローンとキマイラにフォースを設定することにより動きが格段に安定します。
これを利用した「数を素早く並べるデッキ」ではなく「高火力ミニオンを素早く場に置くデッキ」という、いわば
「縦に速いアグロデッキ」
移動権も駆使フル活用したゼノンザードならではの新感覚アグロデッキのことです。
パワー勝負することを基本コンセプトとしたデッキに特に滅法強く、マジック以外で対策がほぼ不可能な5ターン目でキルができる夢のようなデッキ。
それが【ダンテ式「ケイラ緑ロイド」】です。
2、基本的な動き方
1t目:ラビィ召喚
2t目:ランプ(方法2種)→ラビィをベースに移動
3t目:ロイド・ベルダ召喚(殴らなくとも良い)
4t目:アルルーナ召喚(レスト)→ロイド顔面パンチ
5t目パワーアップル→貫通ロイド顔面パンチ
4t目と5t目で
レストからの4点→貫通5点
と取れるので貫通をブロックしても8点。耐えられるデッキは滅多にありません。
一応マナは無色を配置していかないとロイドが色不足で出せないのでそこだけ注意してください。
何と言っても「3t目ロイドはマジック以外での対処が現状絶対に不可能である」のがこのデッキのキモです。
大事なことなのでもう一度
「3t目ロイドはマジック以外での対処が現状絶対に不可能である」
というわけなんです。「もしロイドを何とか撃退してもそのあとにヤクーツォークが残っている」という恐怖もあるのでめちゃくちゃ強い。
フォースによって「無色マナ2枚だけで紋章が使える」のも「メリエルナとベースが各1枚あれば良い」というのも安定性が高いところです。
このデッキの基本的な動きはこんな感じです。
↑クエイド破壊かフォース破壊かの択です(ちなみにクエイドはキマイラで立たせています)
3、確率計算も兼ねた安定性
じゃあどの程度このデッキは安定性があるのか。
特に気になっているところは2t目のマナ加速がどの程度成功確率が高いのか、と言うところだと思います。このデッキのキモは2t目マナ加速ですので。
物凄く安定してマナ加速ができるんです。
何故かというと2種類のマナ加速手段があるからです。それに加えてフォースにより緑ベースがほぼ必要ないんです。
ベース6枚でマリガンでの確率計算(計算過程は省略)をすると
・メリエルナ&緑ベース各1枚=55.780%
・紋章1枚=66.842%
よって
・いずれかの成功確率=84.669%
となるんです。約85%で成功する。2t目で1枚ドローできるので実際のところ、これ以上にもう少し成功確率が高いです。
20回以上は回したけどほとんど事故りませんでした。事故の心配はほぼないと言っていいでしょう。
↑こんな感じのマリガン計算機で計算します。2ルートあるのでめちゃくちゃ安定します。
4、フォースの相性のフル活用
更にフォースの相性がこのデッキは抜群であるというところが強いところの一つです。
ほとんどのキマイラを使うデッキは「初動のベース事故を無くす」が採用理由の大半なずです。ベースを入れる枠を減らしたいというのもあるかもしれませんが、事故が嫌だから減らすのがほとんどなはずです。
ケイラ緑は事故を無くす以外にもキマイラの理由があるんです。それは
・ランプに必要なベースミニオン数を少なくする
と言うものです。
例えばメリエルナの本来のランプルートでは緑マナが2枚必要です(メリエルナ召喚の分とランプで置く分)。紋章ルートでのランプルートでも発動には緑ベースを2枚必要とします。
しかし、キマイラを使うことによってメリエルナルートでは1枚、紋章ルートでは0枚でランプができるようになります。
ケイローンにより更に紋章は無色マナ2枚だけで2枚もランプできる。まさに緑ならではの最強の組み合わせです。
他にも、ケイローンではパワーアップルが2コストで撃てるので更に手軽になります。場合によってはアルルーナの代わりにリンゴチェロンテでのロイドパンチでも良くなるんですね。
そしてせっかくキマイラ使うんだから「他の色のカードもタッチで入れていいよね」と考えた結果「3t目ロイドがマジック以外でシステム上絶対に返せない」という結論に達しました。
これがフォースのフル活用と言ったところです。
↑これを入れる型も他所で研究されているようです。
5、サブプランによるフィニッシュ力
ロイドだけで決まる試合がほとんどだと思いますが、もし対処されても後半もパワー落ちしないのがこのデッキの裏の強いところです。
そもそもランプから入っているので高コストミニオンを終盤直前くらいからでも出せるんですよ。
じゃあ緑の高コストフィニッシャーは?
ヤクーツォークじゃん。
ロイドで倒しきれなかった残りのライフをヤクーツォークやアラバスターで削り取る。横に広げてミリュイやアパウルなんかでもいいと思います。何ならブロックされても上から削りきれるリンゴチェロンテでトドメでもいい。
サブプランも豊富であるところが最大の特徴といったところです。
如何だったでしょうか。
弱点もいくつかありますので2個前の記事を読むなり自分で研究するなりして探してみてください。
縦に速いアグロを極めた結論型のデッキが
【ダンテ式「ケイラ緑ロイド」】
ってわけです。
既に使っていただいた方からは
・とにかく速すぎる
・決まれば勝ち目ない
・ほぼ確実にランプできる
などの好評を沢山いただいております(なんかのセールスみたいだな)。
カードの入れ替えの研究も行われているようですのでお好きなアレンジして頂いていいと思いますよ。
では、是非緑の結論型デッキをお試しあれ!
それじゃあ今日はこの辺で。バイバイ。
Twitter@Games_Dantes
フォローしてくれると貫通ロイド顔面パンチ決まったくらい爽快に喜びます。