ダンテのブログ

カードゲーマーダンテのブログ。ゼノンザードの記事を主に書こうかな。

そのカードは3枚も要るの?

 

どうもこんばんは、ダンテです。

 

この度はβに落ちてしまって人生も終了したい気分です。記事なんか書いている気力なんかないくらい落ち込んでいるのですがせっかくなので書きます。

 

ぶっちゃけた話。僕はβ直前で環境最強デッキを考えました。数人には見せましたが基本的に僕は公開はしません。本来ならこのデッキでβ無双するつもりでした。

 

ぬああああああああ…

 

と、時候の挨拶はこんな負け惜しみからスタートでいいですかね。

つまりは僕は先の時代の敗北者です。

 

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で、今日はデッキの組み方の基礎について話します。正直な話、この話をするとみんなバリバリ強くなっちゃうのでほとんどしないのですが、なんか落ちたしもういいかなーくらいの気分で話します。

 

さて、デッキの話なのですが、「3積み」って言葉は色んなカードゲームで聞きますね。なぜかと言うとデッキの同名カードの制限が3つのゲームが結構あるからです。

 

ゼノンザードも同名カードは3枚制限ルールのカードゲームです。カナタナの神官とかいうオニスズメに修正液塗ったみたいなカードなどは枚数制限解除効果を持っているのですが基本的には3枚までです。

 

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さて、皆さんはデッキを組む時何を考えていますか?

 

ほとんどの人は

「とりあえずこれとこれとこれは3積みだよな」

で組んでるはずです。

 

当たり前じゃんって思うでしょ?でもこんな組み方よくないんです。何故かというとそれじゃあテンプレ通りの他人のコピーデッキと大してデッキパワーが変わらないことがほとんどだからです。

 

デッキは自分で組んだものが一番強い。他人の模倣デッキだけでランカーに辿り着いた人を僕は少なくとも知りません。何故かというとデッキの「ストーリー」は自分にしか分からないからです。

「これとこれはとりあえず3積み」ではストーリーもクソもありません。それだと就活に失敗する人と一緒です。自分の言葉で語れない人は内定が取れない。テンプレ通りだと面接官に飽きられてしまいます。まあ就活受かったから言える話だけど。

 

じゃあどうやって組めばいいのか。それをこれから説明します。

 

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1、君のメインプランでフィニッシュまで行ける?

 

まずこれ。多くの人が考えていません。僕が「ストーリー」と呼ぶものです。少なくとも僕にデッキを見てほしいって相談に来る人は考えてないことが多いです。

 

メインプランを考えてくる人はいます。でもそれで「対戦ありがとうございました」まで行けるか、というところまで考えてくる人が少ないんですね。それじゃあストーリーとは言えません。中途半端に書いたブログと一緒。

 

例えば相手のライフが100あったとして平均80までしか削れないデッキなら勝率は確実に低いです。何故かというと相手の運や相性で勝ち負けが大いに変わってしまうからです。

 

フィニッシャーを決めてくる人はいるのですが、そのフィニッシャーで何点取れるのか、そのフィニッシャーが死んだ時にどうするか、そこまで考える必要があるんです。

 

80までしか削れないなら最後の決め手に直接ダメージで詰ませる、とか。そこまでしっかり考えてデッキを組むだけでも格段にデッキパワーが上昇するんです。

 

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2、君はそのカードを何枚使うつもりなの?

 

次に入れるカードの枚数について。これみんなテキトーなんですね。カードを入れる枚数は明確な理由が言えなくてはいけません。勿論デッキに入っているカード全ての、です。

 

「このカードなんで3積みなの?」って聞くと「3枚必要だと思うから」のような回答をする人がたくさんいます。これじゃあデッキパワーが高まるはずがない。

 

カードを積む枚数の基準は以下の通りです。

 

3枚

・メインプランでもサブでも「絶対に」必要である

・というか1枚は来ないと「話にならない」

・2枚手札に来ても「基本的に」困らない

2枚

・メインでもサブでも必要なことが「多い」

・2枚手札に来ても必要なことが「そこそこ」

1枚

・サブプランや対策カードとして使う

・一試合に2枚「活躍する」可能性が「0に限りなく近い」

 

勿論デッキによって様々ではあるんですが、大体こんなところです。括弧の中が特に重要で、これの通りに組まないと事故の確率が飛躍的に上昇します。

バランスよくカード入れましたって人でも、本人はそのつもりで意外にこれの通りに組めていません。特に「とりあえず来ると嬉しいから2積みで」って人は要注意です。

これの通りに組んでデッキ枠が余るのであれば別なカードを入れるべきです。選択肢は多い方が勝ちやすいです。

 

カードの種類を増やすと「安定性が減るがパワーが上がる」のが特徴です。カードの枚数を増やせば逆になります。

 

大事なことなのでもう一度いいます。

 

カードの種類を増やすと「安定性が減るがパワーが上がる」のが特徴です。カードの枚数を増やせば逆になります。

 

つまり、上記の通りの枚数で組んで枠が余るようなら別なカードを入れるべきなんです。安定性だけ高くてパワーが低いのでは話になりません。極端に言えば「成功率98%、勝率2%」みたいな感じです。

 

安定性とパワーの均衡が一番取れているデッキが強いんです。ギリギリのラインまで見極めてカードの種類や枚数を決めないといけないんです。

 

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↑要はこれと同じ

 

3、君はメインプランが通用しない相手の対策してる?

 

必ずぶち当たる壁が「相性の悪いデッキ」。これへの一定の勝率は確保できないといけません。

そのために必要なのが「フィニッシュを取れるサブプラン」ないし「メインプランを無理矢理押し通すのに必要なサポート(メタ)カード」です。

 

括弧のなか大事だからね。

 

メインプランの話と一緒で、これも「メタったからどうしたの?」まで考えて組んだかがすごく大事なんです。

 

メタってちょっと楽になりました。なるほど、で、勝ったの?え、負けたんかい!

 

じゃあ意味がないんです。

 

そして先程も言ったサブプランや対策カードに直結する話なのですが、ここがすごく難しい。何が難しいってメタカードを入れる枚数のこと。

 

これに関しては環境に依存するのでプレイしながら毎回微調整するしかないんです。

 

2枚使うこともあるならば2積みにすべきだし、来ると嬉しいな程度なら1枚でいい。何度も何度も使うんじゃないかってなら3枚入れないといけないんです。

 

これは環境次第なのでこうした方がいいってアドバイスできません。

 

サブプランでどこまでアドバンテージが取れるのか、までしっかり考えてください。

 

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4、君はデッキの弱点を把握して対策してるの?

 

それと、勘違いしていることが多いのが「とりあえず環境に多いからメタ入れる」ってやつです。これは毎日変わる環境に対応できていないので良くないです。

 

自分の弱点を補うカードならば対策カードが必要ですが、環境を見て対策するためならばメタは要りません。そのカードがないと勝てない、というのであればむしろそれはただのサブプランです。

 

環境をメタるのではなく、弱点をメタってください。それで勝てないのならば他のどこかの要素で上手く噛みあっていないんです。

 

さて、以上がデッキの組み方です。闇雲に3枚とりあえずバランス良さそうだから、で積むと実はデッキパワーが最高まで上がらない、ということが少しは分かってくれると嬉しいな。

 

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じゃあ最後に。本当ならここでテキトーに楽しく挨拶してるんだけど今日は気分が限界までダウン⤵️⤵️⤵️しているので喪服着ながら挨拶します。

 

β当選者!俺の分まで楽しんでこいよ!

 

「良いプレイングは良いデッキから」

面白いデッキいっぱい見つけてください。

 

それじゃあ今日はこの辺で、バイバイ!

 

Twitter@Games_Dantes

フォローしてくれると「やっぱり当選でした」って言われるくらい嬉しいかもしれません。